1984年に登場以来、2002年に後継のホンダ RC211Vにバトンを渡すまで長年WGPを席捲し続けた競技専用オートバイの傑作ホンダ NSR500、その設計思想を基にボディサイズをおよそ3/4に縮小したレーサーレプリカモデルがNSR50である。 ミニバイクレースやレーサーレプリカが大いに人気を博していた1980年代、ホンダは満を辞して1987年にNSR50を市場に投入した。 搭載されるエンジンが2ストローク50ccエンジンと小排気量であったため最高速度や加速性能こそ活目すべきものではなかったが、ワークスレーシングマシンのNSR500の設計を引き継いだNSR50は極めて優れたコーナリング性能を誇るマシンとなり、ミニサーキットでは無敵とも言える速さを発揮することとなった。 そして、NSR50はその優れた車体の設計により、登場から四半世紀以上経た現在でもサーキットで現役で活躍するという極めて稀有なマシンとなったのである。 なお、NSR50は排ガス規制によって1999年を最後に生産が終了されたが、多くのファンに愛され、未だ人気の衰えないバイクとなっている。

心優しき女の子である鹿目 まどか（かなめ まどか）は、市立見滝原中学校に通うごく普通の中学二年生。 ある日、そんな彼女の元に「キュゥべえ」と名乗る人の言葉を話す不思議な生き物が現れる。 「僕と契約して、魔法少女になってほしいんだ」―― キュゥべえは、まどかが魔法少女となりこの世に災いをもたらす魔女と戦うことの代価として願い事をなんでもひとつだけ叶えてあげることができるのだという。 そして、平穏であったまどかやその周囲の運命は大きく動き出し、世界を動かす大きな流れに巻き込まれていくのだった。

まどかと同じ中学に通う中学３年生。 キュゥべえと契約した現役の魔法少女である。 利己的な思惑によって行動する魔法少女が珍しくない中、魔女の魔の手から人々を守ることを第一に考え行動する利他的な性格。 なお、非常に後輩想いな一面があり、まどか達にとってはよき指導役であり、頼れるお姉さん的存在である。 魔法少女に変身した際の武器はマスケット銃や巨大な大砲。 又、魔法少女としての実力はトップレベルであり、真の実力を発揮した場合、同じくトップレベルの実力を持つ魔法少女の暁美 ほむら（あけみ ほむら）を明確に凌ぐ程である。