I.G.
進撃の浦山ダム〜第六章〜

ライトウェイトオープン・スポーツカーを復権させた初代ユーノスロードスター。

真面目で控えめで大食漢の女の子。
pict@170416019/00m.jpg
マツダ ユーノス ロードスター 初代 NA型
1960年代、ロータス エランやMG MGB、オースティン ヒーレ等に代表されるイギリス製のライトウェイトオープン・スポーツカーはヨーロッパやアメリカで絶大な人気を誇っていた。 しかし、1970年代になると、排ガス規制や改訂された衝突安全規制によりそれらの車は市場から淘汰され始め、1980年代にはライトウェイトオープン・スポーツカーそのものが市場からほぼ絶滅してしまったのだった。 そんな中、北米マツダで新たなスポーツカーが企画された。 1980年代、マツダが北米で設置していた技術センターの開発部門の一人が発した「MGのようなライトウェイトカーがあれば」という言葉がきっかけで、北米のマツダのスタッフを中心として有志でのライトウェイトオープン・スポーツカーの開発がスタートしたのである。 1986年、有志によるプロジェクトがマツダの企画会議により承認され、正式に開発プロジェクトがスタートすることとなった。 しかし、プロジェクト立ち上げ当初、ロードスター(MX-5)の開発人員は少なく、マツダ社内でも計画への反対の声が多いなど、決して順風満帆とは言い難いものであった。 そのような状況の中、マツダのエンジニア達はロードスター(MX-5)の開発に最大限の情熱を注いだ。 開発コンセプトとして「人馬一体」を掲げ、前後重量配分が50:50、コンパクトなボディサイズのFR駆動レイアウト、1トンを下回る車重、低重心・低慣性モーメントな車体など、マツダのエンジニアの考えるドライビングプレジャーをもたらす要素を全て注ぎ込んだのである。 一方、販売台数を稼ぐためには、低価格を実現しなくてはならない。 そのため、既存のエンジン・ギヤボックスを流用することでコストを下げ、アフォータブルな販売価格を実現することとなった。 しかし、マツダとしては初となる高コストな前後ダブルウィッシュボーンを備えるなど、「人馬一体」を実現するためにシャーシには妥協をすることは無かった。 そうして、1989年に販売が開始されると、求めやすい価格やその優れたハンドリングなどによりロードスター(MX-5)は世界中で大人気を博し、初代ロードスター(MX-5)であるNA型は1997年の製造終了までに全世界で43万台以上の売上を達成するなど、2シーターオープンカーとしては驚異的な売上を記録することとなった。 その結果、1990年代以降に世界中の多くのメーカーから多様なフォロワーが販売されることとなったのである。 その後、採算面やマーケットニーズなどの影響により、マツダ以外の多くのメーカーが2シーターオープンスポーツカーの販売を取りやめたり、販売する2シーターオープンカーの高価格化・ボディサイズの大型化を進めることとなった。 その一方、マツダはロードスター(MX-5)を製造し続け、「人馬一体」という開発指針を変えず、軽量でアフォータブルなライトウェイトオープン・スポーツカーであることを堅持し続けたのである。 そして、モデルチェンジを重ねながらもライトウェイトオープン・スポーツカーで有り続けたロードスター(MX-5)は世界中で多くの熱狂的なファンに愛される車となった。 その結果、4代目であるND型の製造時の2016年4月には全世代累計で100万台を達成、オープンカーとしては前人未到の金字塔を打立てたのである。 なお、本車輌はロードスター(MX-5)の初代であるNA型である。 2シーターオープンスポーツとしては驚異的な売り上げを記録した車であり、カスタムベースやスポーツ走行用の車輛として世界中の多くの愛好家によって今なお愛され続けているモデルとなっている。
pict@170416019/mana.jpg
アニメ
ブレイブウィッチーズ(公式ホームページ参照)
1930年代、欧州を中心に突如出現した人類の敵「ネウロイ」。 通常兵器による破壊が困難なネウロイに対抗できるのは、ウィッチと呼ばれる、特殊な魔法力を持った少女たちだけだった…。 「ブレイブウィッチーズ」は「ストライクウィッチーズ」第1期と第2期の間の物語。 1944年9月、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」を中心とした連合軍の活躍で、ガリア共和国上空のネウロイの巣が消滅、欧州西部の安全が確保された。 これを機に、連合軍は本格的に欧州中央~東部方面への反抗作戦を計画。 オラーシャ帝国ペテルブルグに基地を構える、第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」にも出撃の命が下されようとしていた。 人類の希望を背に、勇気あるウィッチ達が、東欧の寒空を駆け巡る。
pict@170416019/bw001.jpg
キャラクター
ジョーゼット・ルマール(公式ホームページ参照)
真面目で控えめだが流されやすい性格。 魔法力の燃費が悪くいつもお腹を空かせており、食べることが大好きな痩せの大食いである。 料理の上手い下原(しもはら)とは特に仲が良い。
pict@170416019/bw001007.jpg
Ad
/images/ad.png
Ad
/images/ad.png
Ad
/images/ad.png